お知らせ
【特許取得に関するお知らせ】
2019.12.13
この度、当社が運営をしている医療用医薬品の再販売を行うサイト「リバイバルドラッグ」にて運用している入札方法を
素案とする発明を、日本特許庁に申請し、特許原薄に登録された事をご報告いたします。
取得した特許は「役割管理装置及びプログラム」です。この特許を使用する事でPTAやマンションなどにおける役員の選出や
年末年始のなどにおける勤務表の作成などに応用が出来、新たなビジネスモデルとしての
「公平に平等に参加する方の意思を尊重した入札方法」として活用が期待できると考えております。
また、役割管理装置及びプログラムという分類の特許申請に関しては、当社が把握している限り(1991~現在に至る)
当社を含め18件の申請がありましたが、初めての特許取得として考えています。
1.沿革と開発経緯
当社は、平成18年6月、監督官庁であります川崎市に医療用医薬品の卸売販売業の申請をして許可を頂いた医薬品の卸売販売業を
本業としています。
沿革は、有限会社 カバヤ カバヤ薬局(神奈川県川崎市坂戸1-6-19)を母体として、活動を始めました。
リバイバルドラッグのサイトが発足した理由は「薬剤師法第二十一条 調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあった場合には、
正当な理由がなければ、これを拒んではならない」と明記されており、薬局は、在庫にない薬剤の処方箋を受け付けた場合でも、
近隣の薬局や卸売販売業などからその薬剤を購入して、調剤しなければならないと明確に規定されています。
このため、薬局は処方箋に明記されている薬剤の数量と同数を購入して調剤が出来れば、在庫は残りませんが、
卸売販売業社から新品の薬剤を購入した場合、処方箋に明記されている数量と合致する事は少なく、
不動在庫が薬局内で発生するため、薬局経営の大きな問題の一つとされています。
【有効に使用できる薬剤を廃棄する事は「もったいない」】
当社の命題は「薬局の財産としては勿論、廃棄する事は地球環境に良くない」と考えています。
不動在庫となった医薬品を再活用する事、即ち不動在庫を循環させる活動が社会貢献に繋がると考え、開業しました。
このビジネスモデルの申請にあたり、薬局内で問題になっている「デッドストック=不動在庫になった医療用医薬品の再販売を
インターネットで取引する事は、薬事法(現薬機法)で可能なのか?」という法的問題を監督官庁の川崎市と
当社顧問弁護士、当社代表を含め1年以上の検討を重ね、平成18年7月に有限会社わかばクラブとして
「リバイバルドラッグ」というサイトをオープンしました。
約13年に亘り、薬機法の改定に基づく指示を監督官庁から頂きながら、現在に至っております。
今回、認められた特許は、「公平に平等に参加する方の意思を尊重した入札方法」のシステムです。
開発の経緯としては、当社が今年1月に取得した特許、「入札装置及びプログラム」「特許第6470452号」
の進歩性を加味した内容となっています。
「入札装置及びプログラム」は、販売価格を固定し金銭以外のポイントで入札することにより、時間や運に左右されることなく、
会員の意思で決定したポイント数の大小により購入者を決定する「入札装置及びプログラム」を発明しました。
この度の新たなる特許は、特許取得した入札方法を基本とし、当選者を、最低ポイントを提示した方にする事で、
「役割を回避する事」、「役割を選ぶ事」が容易に決められるシステムになりました。
2.特許の関する情報
発明の名称 役割管理装置及びプログラム
特許番号 特許第6622366号
特許権者 神奈川県川崎市高津区坂戸1-6-19
株式会社 リバイバルドラッグ
発明者 蒲谷 亘
増田 信也
出願番号 特願2018-166208
出願日 平成30年9月5日
登録日 令和1年11月29日
3.今後の展望
「役割管理装置及びプログラム」を活用することにより、例えば、学校行事やマンションなどにおける役員の選出や
夏休みにおける動物の餌やり当番日の決め方、草むしりやゴミ当番の人員と日程の決定、職場などでの
年始年末の当番の公平性な決め方(労働基準法などの法規を遵守)など、幅広く応用ができるものと考えています。
また、「入札装置及びプログラム」「特許第6470452号」と組み合わせる事で、新たなビジネスモデルの派生も期待できます。
ご興味をお持ちいただいた事業者の方はご連絡くださいませ。
令和1年12月13日
株式会社 リバイバルドラッグ
代表取締役 蒲谷 亘
(お問い合せ先)
取締役 増田 信也 044-850-8630
お問い合わせフォーム:https://www.revivaldrug.co.jp/inquiry/