異物混入の告発（緊急性あり）

当社関連薬局にて大塚製薬株式会社のユニフィルLA200㎎ 700錠包装にカビらしい黒の異物が発見されました。

ロット番号は 4k74ub1（平成27年6月最新ロット納入分）です。

経過報告

6月5日金曜日午前
未開封のユニフィルLA200mg PTP700錠包装を開封したところ、ヒート内の白色錠剤の側面に黒のカビの様な付着物のある錠剤が多数発見されました。（PTP内部にて）

同日午後、大塚製薬担当者F氏に連絡をして、商品の回収をした。

6月22日月曜日午前
2週間経過し、報告が無いのを疑問に思った薬剤師が問い合わせた所、担当薬剤師には、『研究所に送り、調べているが答えがまだ出ない』と回答。
実際には回収した異物混入の錠剤全てを担当者が自己の判断で勝手に社内に放置していた。

同日午後
担当者の話に疑問を持ち、弊社代表が大塚製薬のドラッグインフォメーションに問い合わせた所、担当者が研究所に送らず検査していない状態と嘘が発覚。


大塚製薬の対応に対して当社は、『誠意ある対応として、早急に公表するべきだと』助言しましたが、大塚製薬　医薬営業本部　営業企画部長の回答は『調査しないとわからないので回収も報告もしない』との見解である。


『当社の見解』

常識として、多数の異物が発見されたのに、他人事の大塚製薬の企業倫理観には失望しました。大塚製薬のホームページにて、自ら公表するようにお願いしましたが、2週間無駄な時間が経過したあげく、さらに1か月後に結論が出るまで公表が出来ないとの回答です。異物がカビのように見えるため、患者様の健康被害が拡散しない様に当社は苦渋の決断ですが、公表に至りました。

なお、大塚製薬徳島第2工場にて製造したとの事です。当社の調べでは、ユニフィルの他プレタールの製造をしています。

異物の入った可能性のある直近のユニフィルLA200㎎ 700錠包装を採用の先生方は十分ご配慮をお願い致します。

なお、詳細につきましては、医薬情報センター　0120-189-840または03-6717-1400（代）にて直接問い合わせをお願い致します。


リバイバルドラッグ
代表取締役　蒲谷　亘